2008年2月6日水曜日

iPodのLineOut用Dockコネクタの製作

写真ネタを放置してまで
やりたかった事ではないんですが、
眠いので以前から貯めておいたネタを放出第1弾w





英語風に書くと
iPod line out adapterとか、
iPod line out Female Dockとかって
言うんですかね。なんだか無理やり英語で書くと
気取ってるみたいで、ちょっと嫌なんですけれど。。
iPodのライン出力用アダプタで良いジャン、みたいな(笑)


http://home.swipnet.se/ridax/connector.htm


僕が今回サクッと作ったものは
こちらで売っているものと全く同じです。
39.90ドルって事は、現在円高になっていますが
107円で換算すると4269.3円になります。約4270円ですね。
これに送料、振りこみ手数料を入れて色々計算すると
もうちょっとしますから、うーむorz
4,500円もあればフランス料理のランチコースや
居酒屋で飲み放題&食べ放題コースも頼めちゃうんだぞ!
メロンパンだって、メロンパンだって!40個も買えるじゃないか!
うぅぅぅ。。。OTZ

貧しさに負けた~いいえ世間に負けた~ By『昭和枯れすすき』




※高いか安いかは個人の価値観による差があります(笑)



ちなみに、これにコンデンサ(ブラックゲート等)を仕込むと海外で売っている
iMod用のDock(最近では国内でも販売される方がいらっしゃいますね)
と同じになる訳ですけど、あちらはぐっと難易度が上がります。
狭いスペースに出力カップリングコンデンサを埋め込むので、
実装率は上がりますし、使う銘柄によっても
音が変わりますから色々調べる必要があります。

ただ、僕はこう言う物を作っておきつつも
iPodを持っていない(反スティーブ・ジョブズ派w)ので

『あえて買わない - プレミアム・iPod パシ○ィックレジデンス』

クリスペプラーが某マンションのCMで出ているアレと同じですw



よし、次は世界のニーソ、もといSONYのウォークマン系のアダプタにも
手を染めるしかないですね!
アダプタコレクションを作ってニヤニヤ眺めるのも良いかもw
どんだけ変態なんだろうorz

それキッショーー☆
































肝心の作り方ですが、基本的に売られているDockケーブルを
作るのと一緒で、自作されている方なら
Dockケーブルより、部品点数が少ないため
特に難しい事はありません。(…たぶんw)

難しくないとか書くと、カンタンなのか?と受け取られそうなので
補足しておきますと、ある程度のスキルは必要です。
とりあえず、針の穴に糸を通すのがカンタンだと思う人は
大丈夫かと(笑)
ちなみに僕は裁縫は得意でした。母さん一生懸命夜なべして
アップリケとか刺繍しちゃうからね(´ω`)






これを作ったのは、先ほども書いたように、僕の場合、
自分のシステムを他の方に聴かせる際、色々問題がありまして。
と言うのも、周囲にはやはりiPod持ちが多いため
普段、外でも光デジタル出力をDACで受けて聴いている環境の僕には
このアダプタがあれば、アナログ入力は、RCA入力しか無い
Dr.DACでもこのDockを使う事で、試聴が可能となるので
前から作りたかった、と言うのがあります。

気になる方も多いでしょうから書いておきますと、
部品はほとんどを利用しているため恐ろしく安いです。
そのお値段は399円。

高く見積もっても600円くらいでしょうか。
マクドナルドでビックマックのセットを注文するよりかは
絶対安いです。ハイ。奥さん、バリューセットですよ!
お一ついかがですか?スマイルなら0円ですっ!
きんもー☆


国内・海外含め、こう言うのは手間賃が高いので
市販されている物と言うのは、10倍近いお値段になるのも
仕方が無い部分ではあります。手作り品は
美術品や工芸品と同じで、人件費がかかりますし、
一つ一つ手作業な訳ですからね。

しかし、こう言う物は大手のメーカーでも作れると思うんですが、
やらないんでしょうか?市販されている、変なUSB充電Dockよりかは
絶対売れると思うんですけどね^^;






これは以前(1年ちょっと前だったか)作ったDockと一緒に写したもの。
オーグラインで作ったDockなんですが、
東京生まれHipHop育ちの友人に一つ差し上げて
もう一つは手元に残しておいたもので、
今見ると工作の粗を感じますねw

こっちのDockコネクタの方が作りがしっかりしていて
僕は好きですが、まぁ、iPodを持っていない人間が
あーだこーだ言ってもアレなんで。
控えておかなきゃいけませんからこの辺でw

使い勝手はやはりDockに直でケーブルをハンダ付けした方が
良いのは間違いありません。少し不恰好になってしまうので。
僕の場合は先ほど書いた通り、試聴用のために作製したので
使い勝手とかそんなのは関係ねぇ!オッパッポーなので
気にはなりませんが、わざわざ他の方に聴いて頂くために作るというのも
ちょっと切ないですねorz
みんな、空気と光の世界でトゥギャザーしようぜっ(死語)

耐久性のテストもしてないので
見た目を気にしない&僕が自分で使う分には
これくらいショボくてもOKだと思っております(笑)






そうそう、ブラックゲートで思い出した余談ですけれど、
メーカーのオーディオ機器の試作品には
ブラックゲートのコンデンサを使って設計・製作する所もあるそうです。
ソース元:海神のおばちゃん

一般的な製品に採用しないのは、
コスト的な面と費用対効果なんでしょうとの事。

例のBGが生産中止になった際のいきさつも
おばちゃんから詳しく聞いたのですが、これのおかげで
海外からの買い付けが凄くて、店頭でBG赤(BG-NXの事です)を
大量に購入していく外国人が多かったんだとか。

個人的にはですね、BGを積極的に使いたいとは思わないので
生産中止になっても、僕はそんなにショックではありませんが
こう言う面白い部品が、入手出来無くなるのは
ちょっと残念ではあります。
お値段も高いですしねw

どっちかって言うとELNAのシルミックの方が好きだったり。
うちのCDPは最初から全部これが入っているせいか、
耳が慣れていると言うのもあるのかも。

ちゅー感じでこの辺で。
ぬるぽ。

あぁ眠い…