2008年10月2日木曜日

電池色々。




一週間ほど前になりますが、久しぶりに
上の写真右側、DLGの006P電池、
9.6V220mAHを購入してみました。

充電器とセットで2360円だったかな?
秋葉原の千石やツクモ、他は通販などでも購入出来ます。


この電池、リチウム電池ではあるんですが、
正確にはLiFePo4(リフェ/ピーオーフォーと読むそうです。)
鉄リン酸リチウムの素材を
使ったもので(ツクモのHPに書いてありました)

サイズは48(45)×26×15.5mm
重さは38g。

http://www.dlgbattery-japan.com/?mo=battery&ac=Detail&cd=DLG%20022-LFP
















続いてこちら。




Powrizerの8.4V400mAHの
大容量リチウム電池。こちらも厳密には素材が
DLGのリチウムと違うみたいですが、どこで調べたか
忘れちゃったので分かりませんorz

サイズは、49.2×26.8×17.8mm
重さは48gです。



http://www.batteryspace.com/index.asp?PageAction=VIEWPROD&ProdID=2644


写真を見れば一目瞭然ですが、サイズが微妙にどれも違います。
DLGのものは薄く、バランス的にはちょうど良いんですが、
アンプなどに組み込む際長さが邪魔になって入らない事も
あるかもしれません。

Powrizerは論外ですw
長い&厚みがあるので、これはアウトなものも多いかも。
うちのアンプはなんとか入りましたが、
キツキツです(もともとこの電池を入れるつもりで
設計をしていなかったので^^;)


そうなると、パナソニックの
アルカリ電池(通称赤パナ)が良いんですが、
これは充電出来ないので、使い捨てになるので
地球に優しくありませんw

環境は考えないといけませんからねw


次にこいつらの大問題なところは、相性があることです。
リチウムはその性質上、過放電、過充電をし過ぎると、
一発でダメになってしまうため、専用の保護ICが内蔵されています。

ところがっ!
こいつが悪さをする事があります。

・ノイズが出る
・保護回路が働いて電源ONにした瞬間すぐに落ちる
・充電できなくなる

ニッ水電池みたいに保護回路が入っていないタイプでしたら
上のような現象はまず起きませんが、
機器による相性、電池のICの不良と言うものが
起きる可能性があるので、気軽にオススメ出来る物では
ないのが僕の見解です。
(それ専用に設計された機器なら、問題は無いと思いますけれど)

ちなみにDLGの奴は僕はハズレを引いたのか、
自作アンプに組み込んで電源ONにしてもうんともすんとも言わず、

充電されてないのかと思い、充電器に入れて充電したら
30秒で充電完了→テスターで電圧を測ると、
9.8Vあるので、アンプに組み込んだ状態で
電源ONにして電圧を測ると1.2Vまで落ちてしまうので、
(しばらくすると元に戻ります)

ICの保護回路が働いているのか、それとも
ICが壊れているのかわかりませんでしたが、
交換してもらったところ、ばっちり何事も無く動いたので
電池の方に原因があったようでした。

(同様の現象は、他のオヴァQの方が買ったDLGのリチウム電池でも
起きていたので初期不良っぽい感じがしますけれど…)


他にも調べてみるため、テスター、ブレッドボードを使って
LEDのみ点灯させても動作しなかったので
電池に問題があったんだと思われます。
















次にノイズの問題に関してはこちら。









過充電による、バッテリーの妊娠です。
写真を見ると良く分かると思いますが、ぼっこり膨らんでいますorz
このまま放置して充電していたら、爆発していた可能性も
あるので、恐ろしいですね。。

なので、安易にオススメが出来ないのが僕の本音ですw
専用充電器を使えば問題ないので、『必ず』充電器は
純正を使ってください。

転ばぬ先の杖です。家を燃やしてからでは遅いですからね。



実は上のようになる前に、予兆として、アンプに組み込むと、
プップップップップ…と一定のノイズが出る現象があったんですが、
過充電による、ICの破壊でノイズを発していたんだと思われます。

そのあとの充電で止めを刺したのか、
上の写真のようになってしまいました。

アンプに限らず、ラジコンなどでも
使われる方が多いでしょうから、

くれぐれもご注意を。。






こちらは我が家の電池色々コレクションの一部ですw
他にも同じものがまだあるんですが、機材に組み込んでいるので
出していませんが、安全に使うならDLGの9V250mAHですね。

これが僕は好きです。MAHAの電池は
アンプに使う場合、音が篭ったように
聞こえるので(僕の環境だと)あまり好きではないため、
自然な感じの音のGP社の奴か、DLGの電池が良いです。

リチウムはかなり音がクリアになりますが、
音の勢いが増すので、耳に
突き刺さるような感じに聞こえます。

アンプに限ってですけれど、
電池も予め、何を使用するか決めてから
組み上げれば、音のチューニングも出来ますから
良いのかもしれません。

僕の場合、一応ケース選びの段階で電池も考えています。
こんな風に。




























マグロアンプの中身です。
中身が無いのは気のせいですw
このタカチのケース、TAKACHI KC2-5-8BBは

かなり薄いので、
入る電池が限られてしまいます。
GP社の充電用006P、DLGの充電用006P(ニッ水、リチウム両方ともOK)、
そしてパナのアルカリ電池です。

MAHAや、Powrizerの電池は厚みがあるのでアウトです。
他、100円ショップのアルカリ、マンガンもダメでした。

音質と言う訳じゃないですが、作った後に、
ケースに入らないと言うのは大問題なのでw

電池による音質差なんていうのもやってみたいですが、
僕一人では限界があるんで、
他の方の協力を仰いで、市販のアンプで試してみる、なんていうのも
面白いかもしれませんね。

と言う訳で電池オフやりませんか?(笑)

フラッシュライトのランタイムとか、
ラジコンがどこまで動かせるかでも良いですけれどw




…しかし中身が無い文章ですねorz
と言う感じでこの辺で今日もだらだらと終わります。