2008年4月29日火曜日

iBasso P2のICソケット交換

随分前(今年2月)になってしまいましたが、
オヴァQの部員に頼まれて(Chrisさんのじゃありませんw)
iBassoのヘッドフォンアンプ、
P2のICソケットを交換したので載せてみます。






バラした状態から。バージョンによって
仕様が微妙に違うらしいですが、
恐らく電解コンデンサが違うんじゃないかな?
回路自体に変更は恐らく無いとは思いますけれど、
未確認。


他にも、イジるのであれば、オペアンプだけではなく、コンデンサも
音響用の物に変えると、音に艶が結構乗るので好みの音を
求めるのであれば悪くないと思います。

個人的には写真の松下の電解コンで
十分だとは思いますけれども(笑)
もし、中国、台湾、韓国の電解コンを使っていたら
僕だったら速攻で変えますけどねw

あと、変えるならそうですね、
東信のUTSJやニチコンのKW辺りでしょうか。
もしくはニチコンのマザボ用の
コンデンサとかじゃないと、サイズ的に無理が
あると思われますので、変えようと思って
おられる方はご注意あれ。


ちなみにこのアンプは、増幅段はオペアンプ+トランジスタバッファ、
GND段をOutputを独立させた4ch式になっていますが、
電圧がちと低いため、OPA627AUを入れると
動作電圧を下回り、音の勢いがかなり弱くなってしまって、
非力感が否めません。ですが、イヤーフォンだと、
逆にこれくらいで丁度良いかも
知れませんね。パワフル過ぎるとモコモコしちゃって
聴き辛くなってしまうので^^;










まずノーマルのICソケット。
D1の時もそうでしたけど、もうちょっと品質の良い
ICソケットを使って欲しいもんです。普通にオペアンプを挿しても
グラグラしてしまって、宜しくありません。












交換後。

住友3Mの金メッキコンタクトICソケットへ交換。
しっかり食い込んで、がっちり固定されるので
外れる心配も無いです。ここ変えただけで音なんて変わるの?
なーんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
変わります。ええ。変わります。

ヘッドフォンの場合、小さな音の変化でも、分かり易いので
やる価値はあるかと。
でも、一番大きな改善点は、大きな衝撃を与えても
オペアンプが抜けないことですねw
これが一番デカいw

以前は少し強い衝撃を与えると、抜けそうになっていたので、
かばんに入れて乱雑に扱ったら
間違いなく抜けていたと思われます(笑)
後期ロットのバージョンだと改善されている可能性があるので
なんとも言えませんが(写真は恐らく初期ロット)
こんな感じで。


追伸:文字が小さくて読めねえんだよ!ゴルァ!ヽ(`Д´)ノと
お叱りを受けたのでw文字を少し大きくしてみました。
こっちの方が見やすくて良いですね。

ただ、レイアウトがちと変なので
もう少しイジってみます。

ぬるぽ。