今回はiBasso D10の改造話を少しだけしてみます。
こちらがiBasso D10の中身。
最初からかなり贅沢な部品が奢られているのが分かりますね。
他のブログやHPなどでも、D10の分解写真がアップされていますが
それぞれ仕様が違い、電解コンデンサー、ボリューム、
それとゲインや回路等も違うため、音もかなり違いが出ていると思われます。
写真からは分かりづらいですが、金色の電解コンデンサーは
ニチコンの25V470uF、ボリュームはALPSの50K Aカーブ、
フィルムコンはWIMAの63V0.1uF、
Zobelネットワーク(だと思います。調べてないのでアレですがw)の
フィルムコンは63V0.01uFです。
オペアンプはADA4641-2が初段を通り、
(DACのみ使用時、LineOutでもここは必ず通ります)
後段のAD8532は写真で言う上のAD8532が左、
下のADA8532が右(逆かもしれませんがw)
それぞれ音声の左右を通るので、
交換する際、同一のオペアンプにしないといけません。
電源平滑はニチコンのHZ、16V1500uF。僕がP3の改造をした時から
向こうの中の人は偉い気に入って下さったのか、
よく採用されるようになりましたね。
でも、もっと良い奴もあるんですけどねw
まずは取れるものは全て取り払います。と言うかですね。。
電解コンデンサーの耐圧も2Vくらいしかかかっていないところに
25V耐圧のものは必要ありませんですし、
写真は一部フィルムコンを変えてありますが
デフォルトのフィルムコンにしても、
音が好きじゃないので全交換です(笑)
iBassoのフィルムコンもロットで変わるので、中の人は時期に
よってマイチェンじゃないですけれど、色々選んでいるんでしょうか?
まぁ、音響用を何でもかんでも使えば良いってもんじゃねーぞ!と
偉大なる先人のツッコミが入りそうではありますがw
一番効果のある、オペアンプの交換とそれに合わせた定数変更、
それと電源平滑の電解コンデンサーの容量アップ、
カップリングコンの銘柄変更などもやると、一層効果があります。
もちろん、オーナーさんの意図を汲んで、
電源スイッチをゲイン切り替えスイッチの箇所を流用して、
新たに新設するため、スイッチもON/OFFの感触の良い、
トグルスイッチに変えようと思います。
(ノーマルは固くて、トルク感が無く、いかにも。。な感じなので)
こちらも気が向いたらまた載せてみますね。
(やる気が無い訳ではありませんw)
今日も短いですが、シーマンに餌をあげる時間なのでwこの辺で。