まず今日はこれから。
Nujabes with Giovanca & Benny Sings - Kiss Of Life
Nujabes with Giovanca & Benny Sings - Kiss Of Life from
Emma Chang on
Vimeo.
ご存知の方も多いはず。
SADE(シャーデー)の名曲、Kiss Of LifeのJazzy HipHopカバーです。
Nujabesはメロディアスな曲をたくさん送り出していますが
こちらもオススメ。冬の夜にいかがですか?
さてさて。TS-110の話でした。
こちらは実は今年の頭に購入したもので、しばらく放置状態でした。
これ、写真からも分かるようにリモコン端子が特殊で、
ぱっと見、ミニXLR端子っぽい感じなのですが秋葉原の
ミマツ音響や、ヒロセテクニカル等を回ってこう言った端子は売ってませんか?
と聞いたところ、どこもNG。
どうやら独自形状なので売っていないとの事。
残念なことに、この端子はフィルムカメラと中判カメラの一眼レフに使われている
端子なので、ペンタックスのデジタル一眼レフリモコンとは互換性は無く
このままでは使う事が出来ません。
しかもこれ、定価17,850円とお値段が結構張るので(市場価格は約15,000円くらいです)
下手な改造も出来ません(笑)
そこで考えたのが端子をデジタル一眼レフ用のステレオミニミニプラグ(2.5mmプラグ)に
変換して使えば無問題じゃね?と思った訳ですが、
残念ながらこの独自形状の端子は見つける事が出来なかったので、
根元から完全に交換する事にしました。
参考サイト
http://www.pentax-fan.jp/BODY/istDrelease.asp#A_TYPE
特にピンアサインについて凄く参考になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
まずこちら。
ネジを外すと簡単に分解出来ます。
中から出ている線は3本、これは他のサイトでも書かれているので
割愛しますが、この線を別のステレオミニミニ端子付きのケーブルを買って来て
ハンダ付けをして、繋ぎ変えてやるだけでOK。
メジャーな代用品でしたら、旧型の携帯電話の通話用端子や、
一部のイヤーフォン、ヘッドフォンのケーブルなども使えますね。
別の角度から。
先ほどのリンク先のPENTAX-Fanサイト様の通りに
レリーズは先端が全押し、真ん中が半押し、
根本のGNDがCOMMONになっている模様。
3本は互いに接触しても半押し/全押し/何も起きないの3パターンしか
動作しませんので実際に短絡させて試すのが早いでしょう。
なので、上記の通り、ハンダを三箇所だけ付け替えてやれば完成です。
電子工作の技術が、こんなところで役立つとは思ってもみなかったですw
今回、TS-110の純正ケーブルっぽくこだわったので、根元のゴムブッシュも
そのまま流用して、ケーブル長1.0mにし、僕がケーブル交換をしたとは
言わない限りは絶対に分からない仕様にしてみましたw
これでK10Dを含め、他のPENTAXのデジタル一眼レフに使えるようになりました。
ちなみにCANONのKISSデジにもこのリモコンは使う事が出来ます。
逆も然り、ですね。CANONのKISSデジ用のリモコンは
PENTAXとピンアサインが一緒なので互換性があります。
ちゅーか、ペンタックスさん、
純正でデジタル一眼レフ対応のTS-110出しませんかね?w
改造したい&欲しいと方はきっと多いと思うので。
ちなみにこのTS-110、
特長としては、
1. 通常のレリーズ機能に加え、一定間隔で撮影する「インターバルモード」
撮影開始時刻を指定できる「開始時刻指定モード」
撮影開始までの時間を指定できる「開始時間指定モード」等
多彩なインターバルタイマー機能を備えています。
2. バルブ時間を99分59秒まで設定できる「露光時間指定モード」を備え、
時計を見ながら露出を行う煩わしさがありません。
PENTAXのHPより。
特にありがたいのがバルブモードで使う、露光時間指定は
夜景撮りには物凄くありがたいです。カメラ内部だと最高で30秒なので。
インターバルなども、星撮りや、定点観測としても使えるので
面白そうですね。
街中でカメラを放置して離れるのは、ちょっと危険ではありますがw
これからの季節、夜景撮りにはピッタリなので
こいつを片手に三脚かついで行って来ようと思います。
綺麗にまとまったところで今日もこの辺で。