2008年11月12日水曜日

11月のネタ電子工作+ハンダ付け競争

今年も残すところあと1ヶ月と半分ちょっと。
年賀状の季節が近付いてまいりました。
その前にクリスマスのCMが耳につく今日この頃。
CrossOverをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?




まずは、Hassyさんに教えていただいたサイトに
アップされていた動画で、ハンダ付け競争からどうぞ。



Ignite NYC soldering competition from make magazine on Vimeo.


見れない場合はこちらからどうぞ。
http://vimeo.com/1437538?pg=embed&sec=1437538

いかに早くハンダ付け出来るかが
ポイントらしいですが、これは面白そうですね。
ノリが欧米らしく盛り上がってます。

これはみんなでやるしかないですw





んでもって、是非オヴァQの『あの方』にも出て欲しい、こちら。





スピードケーブリング全日本大会だそうです。
ケーブル捌きに自信がある方は是非(笑)

僕がやったら絡まりまくりでしょうなorz





















では、今日の本題。






随分前(一年くらい前だったか)に載せた写真ですが、
以前作った評価用のアンプです。この1年の間に何度も
改良(改悪)を加えて、バージョンアップ(ダウン)を重ねて来たのですが、
先日のXinのSM4が出荷を再開したとの話を
Chris部長の所で知って


Dr.Xin完全復活!?


それだったら、どんな傾向の音になるかと、
ちょうど手持ち+KZYさんから、OPA627の真贋の判定を
頼まれていたケースの中にBUF634がいっぱいあったので
冗談半分で物は試しに5スタックをやってみました。

※もちろん了承は得ておりますw


















BUF634Pてんこもりです(笑)

当然ですが、これ用にレイアウトを設計した訳ではないので
ケースには収まりきりません^^;
Xin博士がこんな感じに近い状態で
出荷するとは思えませんがw
どんな音になるか興味があったので試してみたものの…
僕のアンプでやると、見た目がかなりアホっぽいですねw







このアンプのソケット式の最大のメリットは、
回路をある程度自由に、組み直せると言う事です。
最初の写真とは回路が違うため、AD8610*4とは全く別回路ですが、
今回はゲイン4.5の、
OPA637BP*2+BUF634*5(bandwideth Mode ON)というネタ仕様にw

BWモードは抵抗を介してONになっているため、
消費電流はポータブルには不向きですね。
(もちろん、発振はしておりませんが、
一応この後OPA627でも試してあります)







分圧も同じく、XinのSM4のMAX OUTのように
OPA2134+BUF634*5と言う仕様。





ケースから見事に飛び出ちゃってますw






気になる音なんですが、あんまり宜しくないようなw
いや、良い事は良いんですが、
僕のアンプには(←ここ重要です)流石に
ここまでやる必要は無い気がしますね。

そんなにBUF634をパラで入れなくても十分ですし、BWモードONで
消費電力が尋常じゃないので、(トータルで140mAちょっと)
僕のアンプに組み込んだ場合(組み込めてませんがw)
一般的な角型の006Pの充電電池(200mAh)だと1時間くらいしか持ちませんし、
何よりケースに収まらないというw

一応、面実装の方を使えば入りますが、しっかり組み直さないと真価は
発揮できないのでしょうね。









なので、以前聞かせてもらった、我が弟子のこちらのアンプの方が
音は澄んでいて綺麗だったので、
きっとBWモードのせいじゃないかと。
(Xinも言っていますが、通常ワイドバンドONでの
5パラはオススメしないそうです)

ノーマルモードで聞きたかったのですが、借り物をイジる訳にはいかないので
それはXinのアンプが届いてからのお楽しみ?と言うことで^^;
ノーマルモードならきっとイイ音?なのでしょうね。


※質問いただいたのでお答えしておきますと、
現在のSM4のTopOutはBUF634*2の2パラで
200オームの抵抗でBWモードONになっています。

恐らくですが、Xin博士がもし、BUF634を5パラで
出してくるならば、1.5k~2kオームの抵抗+BUF634*5であれば、
現在のTopOutの634*2とほぼ同じ消費電流になるので
こちらで僕はSM4は出荷して来るのではないかと思っています。






こちらは単四電池×10本だったか。
OPA627AU+BUF634*2。
こちらの方がよりSM4の構成に近いはずです。
音色(同じOPA627を使っている事もあって)もSM4にそっくり。



上のオペアンプのスタックは完全なネタなので、
全くアテにはなりませんが、
やろうと思えば、自作でも比較的簡単に出来るので
興味のある方は作ってみるのも面白いかも、ですね。
お金は結構かかりますが('A`)


そして今回、実験するにあたってKZYさんには非常にお世話になりました。
ご協力感謝致します!
ありがとうございました。


さぁシーマンにエサをやって寝ようw